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マゴットセラピーとは?

Maggot Debridement Therapy ; MDT

マゴットセラピーとは、医療用ウジ治療の事でハエの幼虫を用いた創傷治療です。
ある種のハエの幼虫が、動物の壊死組織(腐った組織)だけを食べる性質を利用して人体の壊疽(えそ)や褥瘡(じょくそう)などの治りにくいきずを治療します。

世界各国での導入状況

英国では1995年NHS(国民健康保険)に、米国では2004年FDA(食品医薬品局)に既に認可され欧米を中心に広く普及しています。
2010年現在では世界40か国以上にて難治性創傷の治療に取り入れられています。
日本においては2004年に初めての治療が行われ、以後全国において徐々に関心が高まってきています。

マゴットセラピーのメカニズム

1.壊死した組織を取り除く

患部に置かれた幼虫(マゴット)はまずタンパク質を溶かす酵素を分泌して壊死組織を溶かし、次にそれを再び吸い上げて、きずの壊死組織を除去します。
このタンパク分解酵素は健全な組織を溶かすことはないので、壊死組織だけが取り除かれます。

2.殺菌する

幼虫の分泌液の中には様々な抗菌作用を示す物質が含まれており、この物質がMRSAなどの薬剤耐性菌を含む様々な病原菌に対する殺菌作用を持つことが報告されています。

3.肉芽組織増生の促進

マゴットセラピーを行った創面は壊死組織が取り除かれ殺菌されるだけではなく、その表面に上皮化の土台となる肉芽組織が非常に速く増生してくることが報告されています。