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マゴットセラピーの副作用

海外での使用実績からはマゴット(医療用ウジ)の使用による重大な副作用は報告されていませんが、下記の様な症状が生ずる可能性があります。

1.痛み

「つつかれるような感じ」から「痛み」まで表現は様々ですが、 5〜30%の症例に認められるといわれています。
糖尿病性潰瘍・壊疽の場合は比較的軽度ですが、治療前から痛みがあった場合や閉塞性動脈硬化症(ASO)・閉塞性血栓性血管炎(バージャー病)などの末梢動脈性疾患では強い痛みを感じることがあります。
マゴットによる直接的な機械刺激や創面のpH上昇が原因と考えられています。
もし痛みが強く我慢できない場合はマゴットを患部より取り除くことですみやかに症状は消えます。

2.創面からの出血

1%未満の割合と言われていますが、創面からの出血も報告されています。
出血性素因がある場合や創面に露出する血管壁の一部が壊死している場合に生じやすくなります。
通常は微量な出血ですみますが、出血が続く場合はマゴットを取り除くとともに止血処置が必要となります。

3.一時的な発熱

メカニズムは不明ですが、マゴットの分泌物に含まれるサイトカインという炎症物質が原因とも考えられています。解熱剤を使用しても発熱が持続する場合はマゴットを取り除いてみることも必要となります。

4.感染,炎症による創傷悪化

マゴットは特別な無菌処理を行っており、明らかな病原菌の媒介は報告されていません。しかしマゴットセラピーを行うことにより既存の感染や炎症が増悪したケースも報告されています。
このような場合は治療の中止が必要となります。

5.アンモニアに似た臭気

マゴットが壊死組織を融解するために、一時的に創部からの浸出液が臭気を発します。
外側のガーゼ交換や消臭剤の使用で対処します。

6.高アンモニア血症

マゴットセラピーにおいては有害な高アンモニア血症が起こった事例は過去に報告されていませんが、原因不明の発熱・精神症状・食欲不振などが持続する場合は、血中アンモニアの測定とともに幼虫を取り除いてみることも必要となります。